タカダ薬局の「若先生」健康について語るブログ

健康にまつわる話を、体験も交えて語ります

腸の働き知ってる?「腸活」に役立つ「腸」の知識

小さなクスリ屋の「若先生」です。

 

ここ何回か、「腸活」ついて語ってきましたが、「腸」には、

「大腸」「小腸」の二つが存在します。

 

そして、この2つは、同じ「腸」がついても、働きが全く違います。

 

今回は、その違いについてお話ししたいと思います。

 

違いを学ぶことも、「腸活」をする上で大事なことですから。f:id:takada-ph:20170419225055j:plain

まずは、「小腸」

吸収、消化、免疫器官を司る

小腸は、食べ物の吸収や消化を行う事はよく知られています。と同時に、以前よりお話している、有害な細菌などを排除する人体最大の免疫器官でもあります。

つまり、小腸の働きが悪くなると、免疫力が低下して、病気にかかり易くなります。

 

そして、「大腸」

毒素、老廃物の排泄を司る

大腸は、毒素や老廃物を便として排出する役割を持っています。ここには、数多くの腸内細菌たちが住んでいて、

ビフィズス菌に代表される善玉菌

有害物質を作る悪玉菌とが

バランスよく共存しています。

このバランスが崩れると、腸内の環境が悪化していき、便秘や下痢、おなかの張り、放屁といった症状が出てきます。(何事もバランスは大事なんです)

 

今の人たちは、この2つの「腸」のどちらの働きも悪くなっています。

原因としては、

 

・食の欧米化による善玉菌を増やす発酵食品の摂取量の減少

食物繊維の摂取量の減少

・不規則な食事

・運動不足

・ストレス  などがあります。

 

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不規則な食事、運動不足、ストレスは、現代社会で、大人から子供まで幅広く問題となってます。なにせ、子供の肥満児が、昔に比べどんどんと増えてきている事かからも容易に推測できますね。また、都会に行けば行くほど、夜中に子供を連れ歩く親を見かけますが、これも、子供の生活バランス、不規則な生活を助長する原因になります。

つまり、親が、子供の病気を作っていると言っても過言ではないのかもしれません。

 

それだもの、病気になり易い子供が増えるわけです。

 

これば、同じ親として、とても残念なことです。

 

そして、今、現代人の多くの人が「停滞腸」の状態になっています。

「停滞腸」とは、腸の運動が弱い事の事で、

腸内環境の悪化の原因

となります。

「停滞腸」になると、消化・吸収がスムーズに行われず、毒素や老廃物の排出もおろそかになり体内に溜まる。結果、ニキビや肌荒れなどの肌トラブル、便秘やお腹の張り等のお腹のトラブルが現れます。

ダイエットをするのに、朝食を抜いたり、冷え性とかも原因の一端を担うことがあり、成人女性に起こりやすい症状となっています。

 

さらに、停滞腸は大腸がんにリスク増加にもつながります。

 

毒素をため込むのだから、考えてみれば当たり前ですよね。

なので、普段より、「腸」のケアが重要になってきます。

つまりは、「腸活」へと結び付くわけです。

 

これまでも、何度かお話ししましたが、

 

・規則正しい食生活

 

・適度な運動の習慣化

 

・発酵食品の積極的な取入れ

 

が必要です。

そこに、腸まで届く、ビフィズス菌(乳酸菌)を追加で取り入れると、よりいいですね(^^)/

 

「停滞腸」の方は、一度腸内を掃除して、腸内環境を整えで、「脱停滞腸」を目指してみましょう。

 

大人から子供まで、腸は大事にしていかないといけない臓器ですよ。

それこそ、健康の一つになると思います。

 

子供たちの笑顔のためにも、若先生は家族一丸となって、「腸活」をしていこうと思います。

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