タカダ薬局の「若先生」健康について語るブログ

健康にまつわる話を、体験も交えて語ります

その睡眠薬、本当に必要ですか?

小さなクスリ屋の「若先生」です

 

今日は、睡眠薬についてです。

 

皆さんは、睡眠薬を飲まれたことはありますか?

若先生は無いです。

夜になれば、自然に眠くなるし、仮に悩みがあって悶々としていても、目をつむればいつの間にか寝ています。

 

子供の添い寝なんかしようものなら、自分が先に寝てしまうくらい(笑)

 
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さて、近年精神疾患を患っていない方でも、簡単に病院で睡眠薬が処方されます。

 

若先生は、それに違和感を感じています

 

睡眠薬を処方されてる人によっては、昼間ぐっすり寝ていて、夜が眠れないと訴えている人。もしくは、昼間寝ていることに気がつかない人(家族の方が寝ているのをみてると証言がある人)は、沢山います。

それって必要だと思いますか?

よく考えてみてください。

皆さんは、一日中寝てられますか?

否、風邪引いて寝込んでる人だって、一日中寝てるなんて無理だと思います。

逆に疲れます。身体が痛くなります。

しかし、夜は寝るものだ。寝ないといけないと言う思い込みが、「夜眠れない」と言った形で訴えます。

そして、眠らせるために睡眠薬が処方されます。

更に、日中十分に寝ているから、夜眠れないため、「この薬では眠れない」とお医者さんに訴え、用量が多くなる、又は効き目が長い薬が追加される。

 

ここで、再度質問です。

 

その睡眠薬本当に必要ですか?

 

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効き目が長い睡眠薬は、日中まで効果が持続します。もちろん、日中眠くなります。

睡眠薬には、持ち越し効果というものが存在します。

薬は、身体に入り、代謝され、体外に排出されるまでには時間がかかります。なので、朝起きたとき、薬によっては、まだ身体の中に残っている場合があり、その影響で眠くなる効果を持ち越し効果といいます。

副作用で、日中寝ているの人に、眠れないからとの訴えで薬を追加するのはどうかと思うわけです。

逆に追加することで、身体に余計な負担がかかり身体を壊しかねません。

 

睡眠薬は、ぐっすり眠れるイメージがあるでしょうが、自然な睡眠ではありません。薬によって、強制的に眠らされてるだけです。

強制だからこそ、眠れた実感が得られ、それが依存へと繋がっていきます。

漫然的に、睡眠薬を飲んでる方が沢山います。

そして、飲まないと眠れないと言う意識が刷り込まれていきます。

睡眠薬を飲むのが当たり前の生活になります。

これって、怖いことだと思いませんか?

 

若先生は、大抵の人は、生活習慣を見直せば、必ず寝ることができると思ってます。

睡眠薬を処方されるお医者さん達も、患者さんの生活背景を考慮した上で、本当に必要だと思った人のみに、薬を処方すべきと考えます。

そうすれば、薬物乱用なんて話は出てこないと思います。

安易に処方される睡眠薬

自分で本当に必要かどうか、生活態度でなおすことはできないものか、今一度考えてみてください。

 

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※小っちゃかった頃の一番上の子

 

若先生は、食べなくて餓死したとは、聞いたことはありますが、眠れなくて死んだと言う話は聞いたことはありません。

 

最後にもう一度、貴方に睡眠薬は、本当に必要ですか?